「スケーラブル地形モデルマネージャ」ダイアログボックス

STMオブジェクトに関連するすべての操作を処理するために使用します。「STMマネージャ」では、STMファイルのアタッチおよびデタッチ、さらにこれらのファイルの作成および管理ができます。その他の操作には、フィーチャの表示、座標系の選択などがあります。

MicroStationの「ファイル」メニューから、またはラスターマネージャの「ユーティリティ」メニューから、スケーラブル地形モデルを選択すると開きます。

キー入力コマンド: STMMANAGERDLG DIALOG OPEN

キー入力コマンド: STMMANAGERDLG DIALOG CLOSE

キー入力コマンド: STMMANAGERDLG DIALOG TOGGLE

設定	説明
「ファイル」 > 「新規」	新しいSTMファイルを作成するための「新規作成」ダイアログボックスが開きます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG NEWSTM`
「ファイル」 > 「修正」	STMファイルのパラメータを修正するための「STM標高ソースエディタ」ダイアログボックスが開きます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG MODIFYSTM`
「ファイル」 > 「アタッチ」	STMをアタッチすることができる「ファイルをアタッチ」ダイアログボックスが開きます。複数のファイルを同時にアタッチするには、＜Ctrl＞キーを押しながらクリックします。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG ATTACH` < `FILENAME` >
「ファイル」 > 「デタッチ」	STMファイルをデタッチします。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG DETACH`
「ファイル」 > 「名前を付けて保存」	新しい名前でSTMファイルのコピーを保存できる「新規作成」ダイアログボックスが開きます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG SAVEAS`
「ファイル」 > 「STMをTMにエクスポート」	STMをMicroStationネイティブの地形モデルにエクスポートするために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG EXPORTSTMTOTM`
「編集」 > 「最新情報を確認」	STMシステムでは、各STMの作成に使用されたファイルのレコードが保持されます。「最新情報を確認」ツールを使用して、STMの作成に使用するファイルがSTM自体よりも新しいことを判断できます。ユーザーはこのツールを使用して、STMを再生成して最新にする必要性を確認できます。ソースファイルに変更が加えられたことを確認するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG CHECKUPTODATE`
「編集」 > 「生成」	STMを作成するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG GENERATE`
「編集」 > 「TM要素を抽出」	STMの選択された領域から、ネイティブのMicroStation地形モデルTMを抽出するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG EXTRACTDTM` < `BLOCK` > < `ORIBLOCK` > < `ELEMENT` > < `SHAPE` > < `VIEW` > < `FENCE` >
「編集」 > 「ラスターグリッドを抽出」	STMの一部をラスターグリッドフォーマットで抽出することができます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG EXTRACTRASTERGRID`
「編集」 > 「等高線を抽出」	STM等高線の選択した領域をDGN要素に保存することができます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG VIEWSHEDANALYSIS`
「編集」 > 「ビューシェード」	「ビューシェード分析」ダイアログボックスを開くために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG VIEWSHEDANALYSIS`
「編集」 > 「投影を設定」	STMに投影するラスターを割り当てるために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG SETDRAPING`
「編集」 > 「切り取り」	STMの一部を切り取るために使用します。「切り取り」ツールの設定では、切り取り方法とモードを選択することができます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG CLIP` < `BLOCK` > < `ORIBLOCK` > < `ELEMENT` > < `SHAPE` > < `VIEW` > < `FENCE` > < `BOUNDARYMODE` > < `MASKMODE` >
「編集」 > 「切り取り解除」	STMから切り取りを削除することができます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG UNCLIP`
「編集」 > 「切り取りを修正」	切り取ったSTMの切り取り多角形を修正するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG MODIFYCLIP`
「編集」 > 「要素を投影」	線要素を地形に投影することができます。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG DRAPELINE`
「表示」 > 「アイコンの自動並べ替え」	オンの場合、ダイアログボックスのサイズを変更すると、ダイアログボックスのツールバーのアイコンが自動改行されます。
「表示」 > 「階層を表示」	オンの場合、アクティブファイルとアクティブファイルに直接アタッチされている参照を示すツリーが表示されます。ツリーをオフに切り替えると、「階層を表示」アイコンの横にある矢印ボタンを使って、アクティブファイルとアクティブファイルに直接アタッチされている参照を表示することができます。
「表示」 > 「フラットモード」	「平坦モード」がオンで、デザインが「階層」パネルで選択されている場合、デザインにアタッチされたすべての参照とネストされた参照が、右側のパネルに一覧表示されます。「平坦モード」がオンで、参照DGNが「階層」パネルで選択されている場合、DGNにアタッチされたすべての参照とネストされた参照が、右側のパネルに一覧表示されます。
「表示」 > 「ビュー内で最大化」	選択したSTMまたはすべてのSTMをビュー内で最大化します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG FITTOVIEW`
「表示」 > 「すべてをビュー内で最大化」	アタッチされたすべてのSTMを選択したビューに合わせて最大化します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG FITALLTOVIEW`
「ユーティリティ」 > 「GeoCS」 > 「選択」	ライブラリからGeoCSを選択するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG COORDSYS SELECT`
「ユーティリティ」 > 「GeoCS」 > 「削除」	GeoCSを削除するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG COORDSYS DELETE`
「ユーティリティ」 > 「ファイル名」	新しいSTMファイルを選択するために使用します。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG FILENAME`
「参照階層を表示」	「表示」 > 「階層を表示」メニュー項目を選択した場合と同じです。
フラットモード	「表示」 > 「フラットモード」メニュー項目を選択した場合と同じです。
アタッチ	「ファイル」 > 「アタッチ」メニュー項目を選択した場合と同じです。
デタッチ	「ファイル」 > 「デタッチ」メニュー項目を選択した場合と同じです。
新規	「ファイル」 > 「新規」メニュー項目を選択した場合と同じです。
修正	「ファイル」 > 「修正」メニュー項目を選択した場合と同じです。
最新情報を確認	「編集」 > 「最新情報を確認」メニュー項目を選択した場合と同じです。
生成	「編集」 > 「生成」メニュー項目を選択した場合と同じです。
切り取り	「編集」 > 「切り取り」メニュー項目を選択した場合と同じです。
切り取りを修正	「編集」 > 「切り取りを修正」メニュー項目を選択した場合と同じです。
切り取り解除	「編集」 > 「切り取り解除」メニュー項目を選択した場合と同じです。
投影を設定	「編集」 > 「投影を設定」メニュー項目を選択した場合と同じです。
ビュー内で最大化	「表示」 > 「ビュー内で最大化」メニュー項目を選択した場合と同じです。
ファイル名	ファイルの名前を表示します。ファイル名をダブルクリックすると、「要素の情報」ダイアログボックスが開きます。注記: 「要素の情報」ダイアログボックスの詳細については、MicroStationのドキュメントを参照してください。
説明	STMの説明が表示されます。
読み取り専用	STMの読み取り専用ステータスを表示します。オンの場合、ファイルは読み取り専用モードで開かれ、「読み取り専用」列にチェックマークが表示されます。
スナップ	オンの場合、STMで要素にスナップすることができます。列内のチェックマークは、スナップがオンになっていることを示します。
指定	オンの場合、構築のためにSTM内の要素を選択することができます。列内のチェックマークは、指定がオンになっていることを示します。
切り取り	「切り取り」機能をオン／オフにすることができます。
投影したラスターを表示	オンの場合は、投影されたラスターが表示されます。列内のチェックマークは、「投影したラスターを表示」がオンになっていることを示します。
「ビュー」ボタン	番号付きのプッシュボタンを使用して、ポイントクラウドを表示するビューを定義することができます。
読み取り専用	「読み取り専用」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
スナップ	「スナップ」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
指定	「指定」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
切り取り	「切り取り」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。
三角形を表示	「三角形を表示」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG DISPLAY TRIANGLES`
等高線を表示	「等高線を表示」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG DISPLAY CONTOURS`
投影したラスターを表示	「投影したラスターを表示」機能をオン／オフにすることができます。アイコンが選択された状態の場合、設定値はオンです。 `キー入力コマンド:` `STM STMMANAGERDLG DISPLAY DRAPING`